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ちんたら息子の母親介護日記

自分の親は自分で看るべしと思い立ち、妙齢のご婦人たちと涙の別れをして('∀')、還暦を機に、首都圏から故郷の松江に 「介護単身赴任」。
老母をめぐる出来事や日々の暮らし……人生いろいろ綴りたい。
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小生の特殊なぎっくり腰

今日の介護(18)

 母は心臓のモニタ-が取れ、回復に向っている。点滴もないらしく、退院が近づいているようだ。
 それに比べ、小生の腰痛の回復は進んでいない。あれから16日間も経つというのに。
 整骨院の腕が悪いとは思えない。あのときの状況をつらつら考える。

 腰痛になって観察せざるを得なくなったが、朝は身体が固くなっている。
 いつもは布団の中でもぞもぞし、しばらくしてトイレに行ったりして、つまり身体を動かし、硬直している筋肉をほぐしている。
 ところが、あの朝(3月24日の午前5時)は、音がするので、階下に降りると、母がウンチの中でのたうち回っている。
 硬直した身体で、いきなり、体重50キロを持ち上げた。

 当然、ぎっくり腰。しかし、痛さは感じなかった。尻餅をついている母をとにもかくにもベッドに持ち上げなければならない。そればかりだった。

 何度も何度も、50キロを持ち上げようとする。時間にして30分ぐらいはやっただろうか。
 変な表現だが、ぎっくり腰を何十回もやったような状態。
 
 通常のぎっくり腰と異なるのは、朝5時に何度何度も重いものを持ち上げたことだ。そんな経験をした人はいないだろう。
 これが昼だったらまったく違っていたし、また同じ尻餅でも、ウンチまみれでなかったら、これまた全く違っていたと思う。
 小生のようなぎっくり腰の例はないはず。
 だから、整骨院の先生が30分かけて様々な筋肉(腰につながる実に多くの部位)をほぐしても(かなり楽になるが)、しばらくするとまた固まるのだと思う。

 母が急遽入院することになったので、入院に必要なものをもっていった。
 ようやく一段落して、部屋を見渡せば、ウンチの残骸、パジャマ、新聞紙、ティッシュ、タオル類が散乱している。
 それを片づけ、畳みや廊下、トイレを拭いたり・・・。1時間はかかっただろうか。
 この段階でも、あまり痛みを感じなかったと思う。気が張っていたのだろう。
「痛い!」となったのは夜になってからである。

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[ 2019/04/09 17:51 ] 今日の介護 | TB(-) | CM(0)
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