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ちんたら息子の母親介護日記

自分の親は自分で看るべしと思い立ち、妙齢のご婦人たちと涙の別れをして('∀')、還暦を機に、首都圏から故郷の松江に 「介護単身赴任」。
老母をめぐる出来事や日々の暮らし……人生いろいろ綴りたい。
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介護と料理

介護考(1)

 ある人からいただいた爆笑情報である。笑うのは小生だけか。

「私の妻の母は現在94歳。動けなくなったため、数年前に退職した長男が面倒見に帰ったようです。
 ところが妻によると、公務員で偉い人だったようで、命令することには慣れているけど、料理などはまったくできなかったため、お母さんの世話もできなかったようです。そればかりでなく、本人も栄養失調になり、入院することになったとのことです。
 私も少しは料理でもしなければと、妻からくどくどと言われています」
 
 作り話のような話だけど、この方はとても真面目な方。ひょっとしたら、奥方が料理を覚えさせるために、誇張して話したのかもしれないが、話の大筋は間違っていないだろう。

「命令することには慣れている」人は、他者に頭を下げて、頼もうとしない。不自由な人である。頼んで何かをしてもらったら、感謝の気持ちがわく。感謝したことのない人生なんて・・・。

「料理などはまったくできなかった」
 これは大いにあり得ることだ。割合は不明だけど、かなり多くの中高年男性がそうではなかろうか。
 年代によって異なるだろうが、小生の場合、小学校のとき家庭科の時間があって(中学のときだったか)、料理の実習があった。3、4種類教わったはずだが、今でも覚えているのはホ-レン草の卵いため。これは今でもときたま作ることがある。

 料理が全くできない場合、どうするのだろうか。
 すぐに浮かぶのはチキンラ-メンだ。お湯をかけて3分間。栄養失調になるのは当然だ。母親に対してもそうしていたら虐待であり、犯罪的ですらある。それこそ、単身赴任の経験でもあれば、弁当やそうざいを買うことぐらいはできただろうが。

<注>浪人か大学生の頃のことか。インスタントラ-メンを3食1週間近く。顔に吹き出物ができたことがある。

ントロが長くなった。
 介護単身赴任を思いついたというかそんなに違和を覚えなかったのは、小生が料理を苦にしないといったこともあったと思う。
 別に得意ではないが、だいたいの料理はできる。ただし、調理時間20分以内のものに限るが。

 自分の食事は自分で作ることができる。洗濯や掃除は自分でできる。
「~ができる」 
 これはとても自由なことである。
 絵を描くことができる。作曲することができる。踊りができる。訳ができる。
 むろん、すべてのことができるわけではない。
 だから、自由を求める人たちとの間で協業することができればと願っている。補い合う関係である。

 なぜ、こんなことを思うようになったのか。
 万国の労働者の解放(〓自由)を願ったはずの元日本共産党議長の故宮本顕治は、自分の靴下の脱ぐ履くを、妻の故宮本百合子にやらせていたという。
 この逸話は、小生にとって衝撃的だった。

 それから、自分のことは自分でもやるべしと思うようになった。
 料理はできない。掃除洗濯もできない。育児も妻にまかせっきり。何とも不自由なことか!
 
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[ 2018/01/25 15:39 ] 介護考 | TB(-) | CM(0)
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