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ちんたら息子の母親介護日記

自分の親は自分で看るべしと思い立ち、妙齢のご婦人たちと涙の別れをして('∀')、還暦を機に、首都圏から故郷の松江に 「介護単身赴任」。
老母をめぐる出来事や日々の暮らし……人生いろいろ綴りたい。
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続・認知症薬はアウト!

認知症と医療(4)

 今回は前回に紹介した朝日新聞の記事(「抗認知症薬の効果「不十分」 仏、4種類を保険適用外に」)に対する注解である。
 記事の上から順番にやっていく。

<4種類の抗認知症薬は病気の症状が進むのを抑えるが、病気自体はくい止められない。効果は各国で実施された臨床研究で科学的に確認されている。とはいえ薬から得られる恩恵は「控えめ」(米精神医学会のガイドライン)だ。また、下痢や吐き気、めまいといった副作用がある>
 どのように科学的に確認されたのかは分からないが、ぼけ老人を含む認知症の老人を数多く扱っている介護施設の現場からは、評価の声は聞こえてこない。逆に批判の声ばかりである。たとえば、三好春樹の『介護のススメ』(ちくまプリマ-新書)、村瀬孝生&東田勉の『認知症をつくっているのは誰なのか』(SB新書)。

<日本でアリセプトに続いて実施された3種類の薬の治験では、認知機能の指標では効果があったものの、日常生活動作を含む指標では効果が確認されなかった。それでも承認されたのは、アリセプトだけでは薬の選択肢が限られるなどの理由からだ>


「アリセプトだけでは薬の選択肢が限られる」ことについて。
 知り合いの看護師の話である。
「アリセプト、レミニール、イクセロン・リバスタッチは同じ作用機序であるが、服用の仕方が違う。アリセプトは1日1回服用に対し、レミニールは1日2回服用、イクセロン・リバスタッチは貼り薬である。服用がどうしてもできない人でも、貼り薬では何とかなる人もいる。また、アリセプトでは副作用が強く服用できない人でもレミニールなら何とか服用できる人もいる。メマリーはアリセプトと唯一作用機序が違うので、アリセプトと併用できる。
 ただ効果がないのに、服用の仕方が違う、併用できるという選択肢を増やしたところで何の意味があるのだろうか?」

「このカレーパンが一番うまいけど、これだとお客さんの選択肢が限られるので、殆どの人が味が落ちると言っているけど、お客さんの選択肢を増やすため、3種類のカレーパンを並べることにした」
こんなパン屋はあるだろうか?

<日本では15年4月~16年3月にかけて、85歳以上の高齢者の17%が抗認知症薬の処方を受けた。処方された量はオーストラリアと比べ、少なくとも5倍多いという>
 認知症薬はアルツハイマ-などの脳疾患者向けの新薬である。このことを前提にして読めば・・・。
 日本の「85歳以上の高齢者の17%」がアルツハイマ-などの脳を疾患している???
 母は記憶“障害“、見当識“障害“だけど、つまり耄碌しているけど、アルツハイマ-などではない。しかし、病院で相談すれば、抗認知症薬を処方されるだろう。
 そもそも、オーストラリアと比べて日本の老人が5倍も多く、アルツハイマ-などに罹っているなんて、信じられますか。
 事実なら、大ニュ-スです(笑

<注>用語「認知症」とは、うまいネ-ミングをつけたものである。医療業界にとって!


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[ 2018/06/26 12:54 ] 認知症と医療 | TB(-) | CM(0)
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