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ちんたら息子の母親介護日記

自分の親は自分で看るべしと思い立ち、妙齢のご婦人たちと涙の別れをして('∀')、還暦を機に、首都圏から故郷の松江に 「介護単身赴任」。
老母をめぐる出来事や日々の暮らし……人生いろいろ綴りたい。
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お金に関すること-88歳→95歳

老いる:精神編(5)

 母は年金を2ヶ月に1回、タクシ-を頼んで、銀行のATMでおろしていた。
 小生が戻った頃もそうで、同行した。ATMの操作は自分で出来ていた。
 1年後だったか、操作の仕方が分からなくなり、銀行の職員が助けてくれるようになった。これがしばらく続いた。
 こうなると、何のために、2人でわざわざタクシ-に乗って銀行に行くのか-ということになる。
 それで、小生が近場のATMでおろすようになった。これは今でも続いている。

 「地球は確かに湿気ている。」で理解できるように、母はお金に執着するタイプではないし、吝嗇家でもない。
 ただ、銀行から戻ったとき、現金と通帳を渡すと、1時間は現金と通帳とを睨めっこしている。意味のないことを、とちょっとイラっとした。しかし、無理にやめさせるとストレスになる。1年ぐらいは続いたか。

 おろした現金のうち1万円を母の財布にいれた。
 では,母はそれを何に使うのか。
 2ヶ月に1回の病院代(病院代とタクシ-代)。花を売りにくる人への支払い。新聞代金。

 新聞は振込にしてもらった。残るは病院代と花代だ。

 話はそれるが、「花売り」は1つの文化であった。次の記事を読んでもらいたい。
 「大根島の花売りと消えていく集落」
 ちなみに、子どもの頃は行商の魚売りのおばさんもやってきていた。
 フグとカニが今でも印象に残る。良き時代だった。

 年は80歳前ぐらいだったか。花売りのおばさんは来なくなった。
 そうなると、母が財布からお金を取り出すのは、2ヶ月に1回のタクシ-代と病院代だけ。いつしか、通帳にも現金にも関心を示めさなくなった。今、警察官をよそおった人が「通帳を貸してもらいたい」と言えば、すぐに渡すだろう。

「通帳がなくなった」「カ-ドが盗られた」「財布の金がなくなった」
 老人を抱える家庭では、こうした訴えに悩まされるという。
 その点、母は子ども孝行だと思います。

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[ 2018/06/16 13:08 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(0)
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