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ちんたら息子の母親介護日記

自分の親は自分で看るべしと思い立ち、妙齢のご婦人たちと涙の別れをして('∀')、還暦を機に、首都圏から故郷の松江に 「介護単身赴任」。
老母をめぐる出来事や日々の暮らし……人生いろいろ綴りたい。
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感動-88歳→95歳

老いる:精神編(7)

 このカテゴリ-ではこれまで6つの変化について書いてきたが、忘れていたことがあった。それはタイトルに書いた「感動」である。
 過去にどんなことに母が感動したのか。具体的なことは思い出せないが、いろいろあったはず。

 あっそうだ。3年前、木次(雲南市)の桜見物、鳥取花回廊にでかけたときは感動していた。前者は桜が見事であったこと(小生も感じ入った。確か日本100選に登録されているはず)、後者は大山(伯耆富士)の偉容さに。

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 しかし、最近では感動することが少なくなってきた。
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[ 2018/11/26 11:07 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(0)

行動意欲-88歳→95歳

<老いる:精神編(7)

 母が88歳の頃、つまり小生が松江に戻った頃、母はヘルパ-さんに、煎茶とお菓子を出すのを日課としていた。とりわけ気を配っていたのはお菓子である。(城下町・松江はお茶とお菓子にはこだわりがある)
 このため、毎週のようにス-パ-・イオン内の菓子店に出かけていた。歩いて5、6分の近場だが、シルバ-カ-の母にとっては遠い。で、タクシ-である。
1000円の生菓子を買うためにそれ以上の往復タクシ-代。小生が1人で買えばいいのだが、外出と菓子選びは脳への刺激となる。といっても、毎週のタクシ-代はいかがなものかと、軽の中古車を購入しようかと考え、いろいろ調べた。車椅子を載せることができるように改造可能かどうかも含めて。

 しかし・・・。
 まず免許を取るのに30万円。車が30万円。合計60万円だ。これに車検代、税金、ガソリン代・・・。
 で、母を毎週イオンなどに連れて行くとして、年間52回(週)のお出かけである。毎回のタクシ-代が1000円として年間5万2000円。10年で52万円だ。
 てなことを考えれば、車を買うのはバカバカしい-ということになりましたとさ。
[ 2018/07/01 15:35 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(3)

記憶をなくすって、けっこういいかも(^∇^)

老いる:精神編(6)

 母は「記憶障害」。だんだんと程度は進んでいる。
 ごく最近、母が親しくしていた人と家の前で会った。相手はにこやかに「お久しぶりですねえ」。しかし、母は相手が誰か思いだすことができない。あとで、その人は寂しいですと漏らしていた。確かに。
 しかし、マイナス面ばかりではない。
 小生にとっては、いいこともある。

 週に2回、ヘルパ-さんが食事づくりに来てくれている。母にじゃがいもの皮むきをさせたりして、刺激を与えてくれている。感謝である。
 時間は約1時間。食事づくりにかける時間は45分ぐらいか。
 昼食と夕食を作ってくれる。
 母のいいとこは、「ニラ・ニンニク・納豆」以外に嫌いなものはない。
「ニラ・ニンニク・納豆」。ヘルパ-さんは語呂が良くて覚えやすいと笑っている。
[ 2018/06/17 18:30 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(0)

お金に関すること-88歳→95歳

老いる:精神編(5)

 母は年金を2ヶ月に1回、タクシ-を頼んで、銀行のATMでおろしていた。
 小生が戻った頃もそうで、同行した。ATMの操作は自分で出来ていた。
 1年後だったか、操作の仕方が分からなくなり、銀行の職員が助けてくれるようになった。これがしばらく続いた。
 こうなると、何のために、2人でわざわざタクシ-に乗って銀行に行くのか-ということになる。
 それで、小生が近場のATMでおろすようになった。これは今でも続いている。

 「地球は確かに湿気ている。」で理解できるように、母はお金に執着するタイプではないし、吝嗇家でもない。
 ただ、銀行から戻ったとき、現金と通帳を渡すと、1時間は現金と通帳とを睨めっこしている。意味のないことを、とちょっとイラっとした。しかし、無理にやめさせるとストレスになる。1年ぐらいは続いたか。
[ 2018/06/16 13:08 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(0)

ボケるって素敵なことかも

老いる:精神編(4)

 前回の記事は10年以上も前の出来事。今回は2年前のことである。
 ごく近所のF子さんは母の友だちである。母より2歳下。存命なら93歳だ。
 F家の家族構成はうちとよく似ている。子どもは2人。長男は大阪、長女は関東。父親は10数年前に他界。

 小生が松江に戻ってきたことを何より歓迎してくれたのはF子さんである。
 1人暮らしだから、「お茶を飲みにこい」と、よく誘われた。
 耳はかなりかなり遠いのだが、頭脳(記憶と回転)は抜群だ。
 彼女は甲状腺ガン、乳癌を克服したが、新たに肺癌を抱えていた。しかし、平然としたもので、肺癌のことなど文献等で調べたことはないはずだが、「放置」である。なぜ、病院がすすめる抗ガン剤「イレッサ」を拒否するのか。いろいろしゃべってくれたが、要するに、近藤誠さんの『がん放置療法のすすめ』と同じことを言っていた。脱帽である。
[ 2018/06/02 18:39 ] 老いる:精神編 | TB(-) | CM(0)